法面緑化、環境緑化、環境保全事業の有限会社アルファグリーン

何について何をする技術なのか?
道路開設などの建設工事によって発生する伐根、根株、剪定枝などの植物発生材を破砕し、現場内で植生基盤材として活用するための技術

従来はどのような技術で対応していたのか?
植生基材吹付工

ＰＲＥ緑化工法に使用する、結合材ＭＣバインダーの効果

杉・ヒノキ・ひばなどの針葉樹の葉より抽出した成分に、パパイヤ・パイナップルなどの酵素製剤を加え、さらに長期の造成基盤安定に寄与する石炭灰を主原料 とした無機系の接合剤を組み合わせてつくられたものであり、保水性や保肥性の向上、導入植物の発芽・発根促進、塩基障害の緩和や有効菌の高速増殖、根腐れ の予防に有効な製品です。

 

 

緑化基礎工の簡易化をはかれます

一部の条件下を除いて、1:0.8程度の勾配までは、生育基盤安定に使用するラス金網の併用を必要としません。そのため、コスト縮減と工期短縮、植物発生材のリサイクルに寄与します。

環境に優しいリサイクル製品です

ＰＲＥ緑化工法に使用する結合剤「MCバインダー」は、火力発電所から排出される石炭灰を主原料として有効利用したリサイクル製品です。

盛土・切土の法面保護に使用できます。

【適用可能な範囲】

　[最大法面勾配]　 1:0.5(緑化基礎工併用時)

　　[材料最大圧送距離] 200M程度

　　[土質条件] 　　　硬岩 軟岩 礫質土 砂質土 シルト 粘性土 有機質土
※ただし、著しく平滑な岩盤や、表層すべりが予想される砂質土・シルト等には緑化基礎工の検討が必要です

 

【特に効果の高い適用範囲】

伐採木があり、破砕機械が搬入できる現場。（現場の植物発生材が得られない場合は、購入材で対応可能）
勾配が1:0.8以上であり、緑化基礎工が省略できる現場。

 

• 吹付した基盤材と、繁茂した植物の根系により、法面の保護が図れます。
• 緑化基礎工の省略による工期の短縮・施工コストの縮減がおこなえます。
• リサイクルによるコスト縮減・廃棄物の低減効果が期待できます。
• 保水性や保肥性の向上、導入植物の発芽・発根促進、塩基障害の緩 和や有効菌の高速増殖、根腐れの予防が期待できます。
• 凍上劣化が少なくなります。